全国で「防災士」が10万人を超えたのを記念する大会(日本防災士機構主催)が1日、東京・永田町の憲政記念館であった。自らも資格を取得している中村時広愛媛県知事が「防災士に期待するもの」と題し講演。松山市長当時から自主防災組織の中心的役割を担う人材として育成に努めてきた経緯や成果を紹介した。
 防災士は、阪神大震災の教訓伝承と地域防災力強化へ2003年に創設された民間資格。2月末現在、10万7052人(うち女性1万3639人)がいる。